アラン・プロスト

"「プロフェッサー」の愛称で知られるアランは、4度のF1チャンピオンに輝き、優勝51回という記録を残したモータースポーツ界屈指のドライバー。
ルノーから参戦した1981年にフランスグランプリで初優勝を飾ると、その後も順調に勝利を重ね、ルノー時代は3年間で9勝を挙げました。1984年には、古巣のマクラーレンに復帰し、全盛期が到来。計6シーズンで30勝を挙げ、3度のワールドチャンピオンを獲得、2位の座は2度獲得しました。"

1988年、プロストが7勝を献上したマクラーレン・ホンダは、チームで16戦中15勝という圧倒的な強さを見せました。8勝を挙げた新チームメイトのアイルトン・セナにはチャンピオンの座を譲りましたが、2人はレースの内外で火花を散らして未知の境地へと向かいます。マクラーレン・ホンダは1989年も2人の活躍により圧勝し、この年はアランの方に軍配が上がりました。1990年にはフェラーリと契約を結び、5勝を挙げます。1991年は不本意な成績に終わり、1992年は1年間の休養。1993年からはウィリアムズチームで参戦し、7勝を挙げて4度目のF1世界チャンピオンのタイトルを獲得しています。