車の運転中であれ、カメラの前であれ、マルゴ・ラフィットの人生を鼓舞してきたもの、それは全力を尽くして取り組むことです。
世界のグランプリ・サーキットを駆け回っていた父(ジャック・ラフィット)の背中を見ながら育った彼女にとって、クルマへの情熱が湧いてくるのは自然な流れでした。15歳のときに伝説的なル・マンのサーキットに足を踏み入れたマルゴは、その時初めて道路が放つ独特の匂いを嗅ぎながら、レースのスリルを体感しました。
その後、プジョー RCZ レーシング・カップ、ユーロカップ・メガーヌ・トロフィー、FIA GT3ヨーロッパ選手権などで活躍し、めきめきと力をつけてきました。2005年にレディースのトロフィーを獲得したフランスの氷上カーレース、アンドロス・トロフィーでは、過酷な状況下での巧みなハンドルさばきが高く評価されました。
レースで活躍する一方、彼女はテレビのジャーナリストとしても活躍しています。自動車に関するテレビ番組のプレゼンターや司会を務め、とりわけ過去10年間は、F1グランプリに際して出演しています。2013年以来、アソシエーション「スポーツ・エ・プリュス」のスポンサーを務めており、入院中の子どもたちの日常生活を向上させるという目的のために活動しています。2017年からリシャール・ミルのパートナーである彼女は、RM 07-04 オートマティック スポーツを着用しています。
「私にとってパートナーであることは、家族の一員であるようなものです。家族という言葉はいつも口にします。ブランドとの関係、リシャール・ミルとファミリーとの関係というのは、生き方や情熱といった本当に共通する何かがあるのです。」
マーゴット・ラフィット