ブランドに加わった最初のセーリングパートナーであるピエール・カシラギは、絶えず海と特別な関係を持ち続けてきました。モナコ公女の息子であるピエールは真のジェントルマン・セーラー。アドレナリンを求める新世代のスキッパーというだけでなく、人道支援目的の「セイル・フォー・ア・コーズ(Sail for a Cause)」を後援する人物でもあります。そして何よりも大の時計愛好家であり、たちどころにリシャール・ミルの心をとらえた人物です。
「この時計の構造が気に入っています。それに、コンパスを備えた初めての機械式時計という点も。コンパスは航海では重要なツールなんです。」
ピエール・カシラギ
ピエールがリシャール・ミル ファミリーに加入したことにより、RM 60-01 レガッタのテストを行う絶好の機会が生まれ、同モデルが海水という過酷な環境にも完璧な耐久性を示すことが証明されました。
モナコ・ヨットクラブの同社の副社長を務めるピエールは、海洋レースで素晴らしい成績を収めてきました。特筆すべき実績として、パレルモ・モンテカルロ・レガッタのTP52クラスで2つのタイトルを獲得したほか、ジラグリア・カップでは「エシミット ヨーロッパ2号」、ゴールドカップでは「メルジェス32号」、ケープ・トゥ・リオでは単胴船「マセラティ号」で優勝を飾っています。2016年にピエールはモナコ・ヨットクラブの支援のもと自らのセーリングチームを結成、新世代のカタマランヨット「マリッツィア号」を操り、GC32クラスのレースに参戦。同時進行で、彼は他の船舶で走行距離を稼ぎ続けました。とりわけ、新世代型の60フィート単胴艇「マリツィア II号」に乗り、ボリス・ヘルマンとともにグローブ・シリーズ第1戦とトランザ・ジャック・ヴァーブルに参加しました。
「この時計の構造が気に入っています。コンパスを備えた機械式時計とは初めて出会いました。コンパスは航海では重要なツールなんです。」
ピエール・カシラギ