キャリバー RMAC1
スケルトン加工の自動巻きムーブメント、時・分・秒表示、オーバーサイズデイト、月表示、フライバック クロノグラフ(中央に分積算カウンター)、可変慣性モーメントローター
RM 11-01 ロベルト・マンチーニは、ブランドの核となる理念、すなわち、コンセプトは時計製造に応用される新技術が有益な場合にのみ開発すべきだ、という理念を反映しています。
リシャール・ミルは元選手・現監督のロベルト・マンチーニに出会い、他に類を見ない戦術家であり、創意工夫を働かせながらピッチ上でエレガントに輝く彼の個性にすぐさま魅了されました。ロベルト・マンチーニはサッカー界の真のジェントルマンです。洗練され、技術的にも見事でクリエイティブ、まさにリシャール・ミルのブランドイメージそのものです。RM 11-01はこのリシャール・ミルの新パートナーのために特別設計されました。
サッカーの試合中、前半、後半、延長戦、ロスタイムのいずれも、監督は神経を使います。残りの試合時間に合わせて戦術を決め、どの戦略を使うかで勝利、あるいは敗北が決まるからです。ロベルト・マンチーニは、試合中だけでなく、特に選手にも監督にも残り何分なのか表示されない延長戦で手助けとなる、極めてテクニカルなツールを探し求めていました。延長戦は、試合専用の計時手段がない監督にとって、大きなストレスの源となるからです。
リシャール・ミルはロベルト・マンチーニと共同でRM 11-01を制作することに決めました。キャリバー RMAC1を搭載したこのタイムピースには、アニュアルカレンダー、中央にミニッツカウンター付きのフライバッククロノグラフ、そしてダイヤル上に分割された試合時間表示が備わっています。操作はとても簡易に見えますが、時計製造界では非常に独特なものです。ダイヤルに、それぞれ45分の前半と後半、および最大15分のアディショナルタイムに基づいた試合時間が表示されます。
4時位置にあるプッシュボタンを押すと、フライバック機能が作動して針が12時位置に戻り、後半戦スタートへの準備が整います。 延長戦に突入する場合は、フライバック機能を再作動させると、延長戦15分と最長5分のロスタイムが表示できます。
RM 11-01 ロベルト・マンチーニは、試合展開を把握し、勝利への最善策を決めるのに最適のツールなのです。