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ランド・ノリスは

一丸となって勝利へ!

そのスピードと競争心は両親譲り。彼は3歳の時、両親から馬の背に乗せられたと言います。「実際はロバだったと思うのですが、怖かったです。高いところは苦手なのです」。4歳で四輪バイクとオートバイに乗り、7歳ではレーシングカートと、荒々しくてとびきりクレイジーな世界へと身を投じました。
彼が最年少で国内レースのポールポジションを獲得したのは当然の成り行きでした。史上最年少の14歳でカートレース世界大会を制したのです。ブリティッシュ・ヤング・ドライバー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、その後のサーキットでの活躍に目を見張ったマクラーレンは、新風を吹き込む存在としてノリスを迎え入れます。その後の活躍は誰もが知るところでしょう。

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ランドはこのスポーツに情熱を燃やします。Netflixのシリーズ『Drive to Survive(邦題:栄光のグランプリ)』を通じて数百万人の視聴者に知られるノリス。2020年には、eスポーツ、ゲーム、ファッションに新しい世代を取り込むことを目的に「チーム・クアドラント」を創設、オンラインで多くの支持を集めています。ノリスはまた、メンタルヘルスの慈善団体「Mind(マインド)」を支援し、あらゆるスポーツにおけるメンタルヘルスの認知度を高めるべく活動を行っています。

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彼の原動力とは?それは2つあります。コントロール、そしてチームワークです。「自分でコントロールする状態が好きです。その反対は嫌い。助手席に乗ってサーキットを回る?そんなことは怖すぎますね!」コントロールを得るためにレース前に欠かさないことが2つ。1つ目は、メカニック全員と拳を突き合わせてタッチすること。「チームワークはとても重要です。ピットストップを担当するメカニックたちがいるからこそ勝てるのです」。これは間違いなく、リシャール・ミル チームのエスプリにも通じるものです。2つ目は?レース前に食べるテリヤキチキンとご飯。リシャール・ミル ファミリーはこれも納得してくれることでしょう……

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