2009年初頭、リシャール・ミルはRM 025 トゥールビヨン クロノグラフを発表し、ダイバーズウォッチ市場に大きな衝撃を与えました。この時計にはリシャール・ミル初となる円形ケースが導入されています。
その1年後には、前モデルと比べてやや小ぶりな直径47mmのRM 028 オートマティック ダイバーを発表。RM 025のデザイン原則を継承したRM 028は、卓越したケースとスケルトン仕様のムーブメントを備え、リシャール・ミルの特徴を体現しています。
キャリバー RMAS7
スケルトン仕上げの自動巻きムーブメント、時・分表示、中央に秒表示、日付表示、可変慣性モーメントローター。
一見シンプルなRM 028のラウンドケースには、さまざまな技術的ノウハウが凝縮されています。驚異的な300m防水は、完全に一体化したラグとトルクネジで固定した3層構造ケースによって実現しました。
独自の逆回転防止ベゼルは、ダブルプッシュボタンによる安全機構を備えており、ベゼルを反時計回りに回転させながら30分積算計ボタンと赤い矢印ボタンを同時に押すことによってのみ、可動する仕組みです
RM 028に搭載された複雑なムーブメントは、リシャール・ミルの卓越した時計製造へのこだわりを雄弁に物語ります。地板とブリッジにグレード5チタンを使用したスケルトン仕様の自動巻きムーブメントは、時、分、秒、およびセミインスタント変更機能によってほぼ瞬間的に切り替わる日付表示を備えています。リシャール・ミル独自の革新的技術である可変慣性モーメントローターを搭載し、18Kホワイトゴールドの2枚のフィンによって、自動巻きのレベルをユーザーのライフスタイルに合わせて調整することができます。生成されたエネルギーは2つの香箱に蓄えられます。
RM 025と同様、リシャール・ミルの作品と一目で分かる、ダイビングのためにデザインされた自動巻きのRM 028は、革新性、精度、そしてラグジュアリーであることへのこだわりを体現しています。