RM 51-01

リシャール・ミルとミシェルのコラボレーションは、RM 051 トゥールビヨン フェニックスが制作された2011年にまで遡り、彼女は自らこの象徴的なタイムピースの制作に参加しました。ミシェルは今回、時計のムーブメントに統合されるフォルムと形状に関するコンセプトの再解釈を提案、象徴的なテーマである龍と虎を中心とした視覚的なシーンに表現しました。そして生まれたのが、トゥールビヨンのムーブメントに爪を食い込ませている2匹の生物です。

龍と虎は3Nレッドゴールドから制作され、全て手作業により彫刻されています。この2匹の特別な生き物を実現するには、それに必要な芸術的技巧に適した小型の特殊ツールが製作されました。特別な生き物をより本物らしくするために、仕上げの細かな着彩工程を、長時間におよぶ骨の折れる手作業で行いました。その作業はこの素晴らしい生き物たちの外からは見えない部分にも及んでいます。